バカの独りよがりが日本を滅ぼすかも…岸田政権最大の愚策”日銀総裁交代”….黒田総裁”実質賃金の低下、極めて好ましくない状況”この発言のヤバさを解説

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日銀黒田総裁の発言の内容がヤバすぎる….

日銀の黒田東彦総裁は24日午後の参院予算委員会で、実質賃金が低下しているのは「極めて好ましくない状況」であり、賃金上昇を伴う形で2%の物価安定目標が達成されるよう最大限の努力をしていきたいと述べた。

川田龍平委員(立憲民主・社民)が、給与が上がらない中で物価が上昇している日本経済の現状をどのように認識しているか、黒田総裁に質した。

総裁は、現時点で賃金の上昇率が物価の上昇率を下回っており「実質賃金が低下している」と指摘。この状況は極めて好ましくなく「賃金上昇を伴う形で物価が安定的に2%に達するということが望ましい」と語った。

主要国の中で低金利政策をとり続けている理由について、総裁は、日本経済がコロナ禍からの回復が不十分であり、景気を下支えすることが重要だと指摘。さらに、足元の物価押し上げ要因が減衰し、来年度以降の物価上昇率が2%を下回る見通しであるとも説明した。

https://jp.reuters.com/article/boj-kuroda-idJPKBN2RJ0A3

異次元の金融緩和をなぜしているかというと、雇用の回復と実質賃金の上昇が目的なことはみなさん知っていますよね?

インフレターゲットと呼ばれるインフレ率2%上昇を目標に第2次安倍政権発足時から金融緩和に取り組んできた日本なんですが、ここにきて実質賃金が低下しています。

ちなみに今のインフレはコストプッシュ型インフレと言われており。

世界各国が急激なインフレに苦しんでいるのは、コロナ禍で経済を下支えするために各国金融緩和をやった結果、コロナ禍を脱して実体経済が回復した結果、人手不足と物の需要が回復して、急激に物価が高くなってしまったと同時にウクライナ戦争始まっちゃってさらに物価高になったのが原因です。

ではなぜ日本は世界と比べて爆インフレしないのか?

それは高税率がうむ岩盤デフレのせいです

特に物価が高くなるほど重くのしかかる消費税の景気冷却効果が凄すぎて10年弱金融緩和をやったにもかかわらずインフレターゲットを上回ることはできませんでした。

他国のコストプッシュインフレが原因でやっと物価が上がったくらいです。

それに加えていうと他国は簡単に首を切れるので、企業はコロナ禍で雇用をなくすことで生き延び、政府は個人に対して給付を行うことで乗り越えましたが、日本は企業に給付して雇用を守ることで乗り越えました。

だから今急激なインフレにならずに済んでいるのです。

安倍、菅義偉、麻生、黒田の政治的手腕のおかげですね。

ここらへんの件は過去記事でも触れているのでご参照ください

そして雇用を守るということは構造的に実質賃金は低く抑えられるのですが、金融緩和と実質賃金の上昇を促す政治的圧力で実質賃金の低迷を底上げしてそバランスをとってきたわけです。

これがアベノミクスですね。

それがここにきて実質賃金が低下してきている。

ということはコロナ禍も終焉が見えてきて実体経済が回復しているにもかかわらず、しかも金融緩和も継続しているにもかかわらず、物が売れない、消費が伸びない、企業も業績が伸びず早期退職などを募っているという事態になっているということです。

これを黒田総裁はやばい状況だと暗に警鐘を鳴らしているわけです。

では異次元の金融緩和という大手術をずっとやっているのになぜ経済が上向かないのか?

それは簡単な問題で実体経済に対して課税が重すぎるんです。

特に消費税10%は地獄行きの切符でしたね。

経団連はさらに消費税を上げる気らしいですが、自殺行だと思わないのでしょうか?w

なぜ消費税を経団連が上げようとするのかは上記の記事をご参照ください

そしてこれだけ有能な黒田を任期満了で交代しようとしているのが岸田内閣

日銀の黒田東彦総裁が「黒田バズーカ」と呼ばれる異次元の金融政策を取ってから早10年、欧米をはじめ各国の中央銀行がインフレ封じ込めのために大幅な金融引き締め(利上げ)に転じるなか、世界で日銀だけがマイナス金利政策を続けている。

「金融緩和を続けることには全く変わりないので、当面、金利を引き上げることはない」

 そう黒田総裁が口を開くたびに市場では円が売られ、為替レートは24年ぶりの超円安水準となっている。円安が進むほど輸入物価が上昇し、商品の再値上げ、再々値上げをもたらす悪循環だ。

 だが、その黒田氏は来年4月に総裁任期を迎えて交代する。

「新しい資本主義」を掲げる岸田首相はアベノミクスの金融緩和路線の転換を考えているとされ、政府内ではすでに後任総裁人事に着手、早ければ年内にも後任が固まると見られている。

 金融シンクタンク「東短リサーチ」社長でチーフエコノミストの加藤出氏が指摘する。

「現在は岸田政権の認識と黒田日銀の方針が非常にチグハグになっている。岸田政権は物価高を抑えなければ国民の不満が高まると心配してガソリン価格上昇を補助金で抑え込む政策を取っているのに対して、黒田日銀は物価を下げるべきだとは全く考えていません。それというのも日銀は安倍政権時代に政府との間で毎年物価が2%上昇する経済にするという協定(アコード)を結んで共同声明を発表している。

 黒田総裁がなぜ、金融緩和方針を頑なに変えずにいられるかというと、その共同声明を“錦の御旗”にしているからです。政府が明確に物価を下げるという政策にするなら、安倍政権時代に決めた共同声明を変える必要があります」

 次期総裁はインフレを放置するか、食い止めるのか、日本経済の難しい舵取りを担うことになる。

次期総裁には2人の有力候補の名前が挙がっている。現日銀副総裁の雨宮正佳(まさよし)氏と前副総裁の中曽宏氏(大和総研理事長)だ。黒田総裁が財務官僚出身なのに対し、2人とも日銀プロパーである。

 この2人、どんな考えを持つ人物なのか。

「中曽さんは黒田総裁の下で2013年から5年間副総裁を務め、その後、雨宮氏が副総裁を務めています。金融政策の方向性が決定的に異なるというわけではないが、雨宮さんは副総裁になる前から、黒田氏のブレーンとして事実上、『異次元の金融緩和』のアイデアを出した人物です。一方の中曽さんは雨宮さんより金融政策正常化への問題意識が強いように思える。

 現在の日本経済はあまりに金融緩和をしすぎて副作用が色々出ている。マイナス金利政策や10年物国債の金利を0%近辺で固定するという異常な政策を取っているのは世界で日本だけです。岸田首相がそれを修正したいなら中曽さん、アベノミクスの金融緩和路線を継承しながら行きすぎた部分はバランスを取りながら微修正していく方針なら雨宮さんが選ばれるのではないか」(加藤氏)

 経済アナリストの森永卓郎氏も同様の見方だ。

「岸田首相は次の日銀総裁に黒田バズーカ路線をはっきり転換させるつもりです。雨宮総裁なら緩やかな金融引き締め、中曽総裁であればそれより急激な金融引き締めに向かうでしょう。私は次期総裁は黒田路線から遠い中曽さんが選ばれる可能性が極めて高いと見ており、最近は市場関係者の間でも中曽総裁を予想する人のほうが多い」

 どちらが選ばれても日銀は金融引き締め、利上げに転じる可能性が高い。

 実は、金融引き締めに転換する準備はすでに始まっている。岸田政権発足直前には日銀のマネタリーベース(資金供給量)の月末残高は前年同月比プラス12%で金融緩和状態だったが、この8月の月末残高は黒田総裁が就任してから初めてマイナスに転じた。日銀は徐々に資金供給量を絞りはじめているのだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc9576cefa7b1739143c74aa46b4666f242b66ba?page=2

金融緩和の弊害とやらが何を指しているのか全く示されていない時点で加藤氏と赤旗森永の言っている内容は信憑性がないのですが、時期総裁になるとしたら上記の二人だと言われています。

市場は黒田総裁の続投を望む声が多いですが、マスゴミは降ろしたいようですね。

しかし財務官僚出身でここまで国民の方を向いて政策に関わってきた黒田総裁はこうみると傑物ですね。

財務省の後輩やOBから批判も多く浴びただろうによくやってるなと尊敬します。

その黒田総裁の発言をみると来年は円高、完全なデフレに逆戻りすると共に世界経済も後退すると見ているようですね。

この状況で日銀が金利を上げたとすれば、日本からリーマンショックを超える金融収縮が起きるでしょう。

こうなった場合岸田文雄は日本史上最悪の総理として名を刻みそうですね。

もう政策の進め方がバカの一人よがりすぎて 閣僚の動きもバラバラで河野太郎なんてスタンドプレーで政策決定するなど、何様なんだといった感じ。仕事の進め方がわからないのか、はたまたもう首相気取りなのかw

政権で仕事してんのは萩生田と西村くらいでそのほかはバカの一人よがりばかりの学級崩壊状態なのが今の内閣なのですが、まだ解散しないのでしょうか?

なんだかんだ安倍・菅で重用された面子が活躍している印象ですね。

もうこれ以上失政はきついぞ岸田…お願いだからやめてくれ…

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