インフレ抑制のために石油価格を下げたいけど、生産数増やすと雇用が増えてさらにインフレする米国のジレンマ

ロイターによると

米エネルギーサービス企業ベーカー・ヒューズの週間データ(9月16日までの週)によると、米国内の石油・天然ガスの掘削リグ稼働数は前週比4基増の763基で、3週間ぶりに増加し、8月以来の高水準となった。原油価格が比較的高水準で推移したことが背景。

前年同期比では251基(49%)増えた。

石油の掘削リグ稼働数は599基で8基増加。一方天然ガスの掘削リグ稼働数は4基減少した。

パーミアン盆地の掘削リグ稼働数は3基増の343基で、8月以来の大幅な伸びとなった。

https://jp.reuters.com/article/usa-rigs-baker-hughes-idJPL4N30O00K?il=0

インフレ圧力はさらに強くなる…

米政府としてはインフレに対応するために石油の生産量を増やしたいけど、稼働リグ数を増やすと雇用を増やしてしまって、よりインフレ圧力を強めてしまうという悪循環に陥る

バイデン米大統領が国内の国有地での石油・ガス掘削許可目的での土地のリースを禁止したことで、実際、アメリカをエネルギー危機へと向かわせています。

アメリカの新聞ニューヨークポストによりますと、ノルドストリーム・パイプラインを通じたロシアからのガス供給が停止されることで、ヨーロッパにはエネルギー不足と厳しい冬が待ち受けていることになります。

その一方で、新たな分析によりますと、バイデン米大統領もアメリカ国内の国有地における石油・ガスの掘削を目的とした土地リースを停止し、アメリカにヨーロッパの二の舞を演じさせようとしている、と見られています。

ニューヨークポスト紙はまた、「バイデン氏は去る8月20日までに、石油・ガスの採掘のために12万6,228ヘクタールの土地しかリースしていなかった。この量は、米国のこれまでの歴代大統領の就任後19ヶ月間でリースされた土地に比べて、非常に少ないものである」としています。

この報道によりますと、バイデン氏は石油とガスの掘削のための連邦政府の土地リースを停止し、化石燃料の生産に関して警告し、ヨーロッパに追従しています。このことはすなわち、バイデン氏がアメリカを、現在ヨーロッパが味わっている恐怖の方向へと追い立てていることになります。

エネルギー不足とエネルギー価格の高騰は、ヨーロッパ経済を混乱に陥れました。

しかし、この状況は工場閉鎖に限ったことではなく、ユーロは20 年ぶりの最安値を付けたばかりで、市場は下落しており、ビジネス・貿易業者は景気後退を予測しています。

FRBはインフレを退治するために強気な利上げを示唆している

https://parstoday.com/ja/news/world-i104246

SDGs=ドルの永続的な保全のために石油資源の枯渇を防ぎたいアメリカ、しかし石油の高騰に喘ぐアメリカ国民

端的に言って地獄ですね。

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