コロナの裏で中国が進める日本侵略…国民からは憲法9条改正待望論も

尖閣で中国の侵略が着々と進んでいます。侵略から国を守るために必要不可欠となってくるのが9条改正。ネットからは改正の待望論も…しかし現行案には問題も…

尖閣・北海道で中国の日本侵略が始まっている

毎月22日は”#尖閣周辺への中国船侵入に抗議します”ツイデモの日、みんなでツイ&リツイしよう – NAVER まとめ

中国の侵略行為に対していつも厳重抗議しかしてないのは何故?見ててそれしかできないの?逮捕できないの?とか思うんやけど


【ケント・ギルバート】憲法9条に殺される日本【WiLL増刊号 #169】

逮捕するには9条改正が必要?というか9条ってどんなんだっけ?

憲法9条とは?3つの憲法改正案と非常事態宣言について|政治ドットコム

憲法9条とは日本という国が自発的に戦争を行わないことを規定した憲法です。

緊迫する中東情勢や、混迷の北朝鮮を始め、日本において憲法改正の必要性を議論される機会も増えてきました。
憲法改正を議論する際、最も焦点となるのは、やはり戦争放棄を規定した平和主義の象徴9条です。
出典 憲法9条とは?3つの憲法改正案と非常事態宣言について|政治ドットコム

第2章 戦争の放棄

第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
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第9条は、第二次世界大戦の惨禍の反省から二度と戦争をしないという決意のために作成されました。
また説としては当時、交戦した国々(アメリカやソ連、中国やオーストラリアなど)の一部で、天皇と皇室の存続について批判的な意見があった事の対応策として、憲法改正の検討をしていたGHQ最高司令官であるマッカーサーと、当時の総理大臣・幣原喜重郎の間で話し合って生まれたものと言われています。

ちなみに日本において憲法は日本における法律の中での最高法規(憲法に違反する規則は作成できない)であるため、改正には正規の手順を踏まなくてはなりません。
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単に戦争といわず「国権の発動たる戦争」といっていますが、それは国家の行為としての国際法上の戦争という意味と思われます。

「戦争」という言葉そのものと大きな差異は無いものと思われますが、具体的には当時、東京裁判でも論議されていた「侵略戦争」の意味合いで言われたものであると考えられます。

侵略戦争とは国土の拡大や植民地の拡大のために他国に攻め込むことを指します。

自衛隊があるやん?って思った方、自衛隊は軍ではないのです。


出典 www.aflo.com

自衛隊とは、1950年の朝鮮戦争時に発足した警察予備隊(後の陸上自衛隊)がはじまりです。
その後、1954年に施行された自衛隊法によって、海上自衛隊・航空自衛隊も新設され、陸海空の自衛隊が揃いました。

冷戦期は、専守防衛の枠内で在日米軍の日本防衛機能を補完する役割を担ってきましたが、90年代以降、PKO(国連平和維持活動)の為の海外派遣なども行うようになってきました。

また、近年の日本国内の自然災害の際に、国民を助ける救助活動も重要な任務となってきています。
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①自衛権とは

自衛権とは、国際法によって認められた国家が有する権利であり、急迫不正の侵略や侵害を排除するために、武力をもって必要な行為を行う国家権利です。この権利を持つことは憲法9条に反しているとは言えません。

自衛権は大きく二つの種類があるとされ、自国に対する侵害を排除するために行為を行う権利を「個別的自衛権」、自国を含む他国に対する侵害を排するための行為を行う権利を「集団的自衛権」といいます。

2016年に施行された安保関連法では、集団的自衛権が一部可能との政府解釈がなされたことで議論となりました。
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政府の解釈としては
「日本国憲法では確かに第9条にて戦争放棄、戦力不保持、交戦権の否認に関する規定を置いている。しかし日本が独立国である以上、主権国家としての固有の自衛権を否定するものではない」
となっています。

政府は、この様にわが国の自衛権が否定されない以上、その行使を裏づける自衛のための必要最小限度の実力を保持することは、憲法上認められると解しているのです。
出典 憲法9条とは?3つの憲法改正案と非常事態宣言について|政治ドットコム

侵略行為に対して武器を使った場合どうなるのか?


出典 amanaimages.com

自衛権の行使としての武力行使(交戦)ではなく、刑法に基づく正当防衛を根拠に、不自由な行動ができないことはありません。国内法(刑法)では、「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない」と規定しています。(刑法36 条1項)

 しかし、実際には刑法における急迫性や不正(違法)な侵害の認定は厳しいのです。その要件を欠けば、過剰防衛や誤想防衛として、加害行為の違法性は棄却されません。国民を守った自衛官は、殺人や傷害で起訴される可能性が高いのです。
出典 【国民を守った自衛官は、殺人や傷害で起訴される可能性が高い】 | BEST T!MESコラム

弾丸が発射されてやっと急迫性が満たされるような法律を根拠に、自分や自国民を守れるわけはないでしょう。軍隊なら当然の行動であるところの、攻撃準備も許されない。「侵害を契機として相手方に積極的に加害行為を行う意思(積極的加害意思)を有するときは侵害の急迫性の要件は否定される」(昭和52 年7月21 日最高裁判所判決刑集31 巻4号747頁)からです。

自衛隊法に基づく行動中(海上警備行動、治安出動、対領空侵犯措置など)でも平時ですから、適用される根拠は、警察官職務執行法です。正当防衛や緊急避難の場合のみ、最小限の武器使用しかできません。相手が相手の都合で攻撃をやめたら、それまでやられっぱなしでも、それ以上攻撃をすることができないのです。
出典 【国民を守った自衛官は、殺人や傷害で起訴される可能性が高い】 | BEST T!MESコラム

念のため断っておきますが、武器使用イコール攻撃ではありません。拳銃をホルスターから抜くことから武器使用です。小銃なら敵に銃口を向けたり、銃剣を着剣することから武器使用ですから、弾が出て相手に危害を加える段階でやっと正当防衛要件が問題になるのです。

現状、侵略行為に対して武器では反撃できない。そして武器を使っていいのは攻撃された時だけ。

つまり今の自衛隊は中国の武器を使った侵略に対して犠牲者を出した後でしか反撃できないんですね。ただの人の壁みたいな…

改正されたらどうなるの?

それでは、実際にもし改正するとすれば、どのような形で改正される可能性があるのでしょうか?いくつか想定されているパターンを見ていきます。
①自衛隊を憲法に明記する(条文は残す)

現在の条文を残して、追記として自衛隊を明記するという案があります。例えば、
「第2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」

この第2項の後に、
「第3項 自衛隊はこの戦力には含まれない」

または
「第3項 自衛権の発動は妨げない」

などの第3項を設ける案が議論されています。
こうすることで、侵略戦争のための戦力は否定するが、自衛権行使のための自衛隊は明確に認めることとなるとされます。
出典 憲法9条とは?3つの憲法改正案と非常事態宣言について|政治ドットコム

②自衛隊を国防軍として憲法に明記

この改正案は第2項を完全削除し、自衛隊を国防軍として明記し、国際的にも国内的にもはっきりと「軍」だということを明確にする案です。
自民党の石破茂衆議院議員などが唱えています。
③9条を全削除

そもそも戦争放棄を記載した第9条すべてを削除する案もあります。
出典 憲法9条とは?3つの憲法改正案と非常事態宣言について|政治ドットコム

軍として憲法に明記されれば侵略に対して犠牲者を出す前の反撃や威嚇射撃などもできるようになるため侵略に対しての抑止力は高まりますね


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逆にデメリットは?

改憲の反対派の人たちが言う反対論は、主に以下のような主張をしています。

戦争ができる国になってしまう
他国の戦争に巻き込まれやすくなる(集団的自衛権の行使についての懸念)
徴兵制の復活につながる可能性がある

しかしこれらの主張は、他の憲法の条文(自衛戦争以外の否定や、職業選択の自由)などで抑えられるという意見もあります。
出典 憲法9条とは?3つの憲法改正案と非常事態宣言について|政治ドットコム

徴兵制と他国の侵略戦争(主にアメリカ?)に巻き込まれることを避けられるような案に直せば国民の理解も得られそうですね

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