最近の選挙報道番組を見ていて、本当に呆れました。
太田光さん(爆笑問題)が、ごく普通の質問を投げかけただけなのに、高市早苗首相は「意地悪やなぁ」と突然の関西弁で返して論点をずらし、まともに答えようとしなかった。あれを見て、多くの人が「これが一国の総理の対応か…」と思ったはずです。

でもこれ、実は高市氏の「いつものパターン」なんですよね。思い返せば2023年3月、経済安全保障担当大臣時代に参院予算委員会で起こったあの事件を、多くの人はまだ覚えていると思います。
当時、立憲民主党の杉尾秀哉議員が、放送法の政治的公平性に関する総務省の行政文書(高市氏が「捏造」と主張していたもの)について追及したところ、高市氏は突然こう言い放ったんです。
「私が信用できない、答弁が信用できないんだったら、もう質問をなさらないでください」
これ、国会議員の憲法上の質問権を正面から否定する発言ですよ。国会は「言論の府」のはずなのに、閣僚が「気に入らない質問ならもうするな」と公然と言い放つなんて、議会制民主主義の根幹を揺るがす行為です。
実際、当時の末松信介参院予算委員長(自民党所属!)ですら、異例の厳重注意を出しました。
「国会議員が質問する権利を揶揄したり否定したりするのは、本当に大きな間違いだ」「敬愛の精神を忘れている言葉だ」
自民党の委員長が公開の場で「敬愛の精神忘れてる」とまで言うんですよ? どれだけ異常な発言だったかがわかりますよね。
結局、高市氏は後になって「その部分だけ撤回します」と渋々折れたものの、謝罪は一切なし。むしろ「国会に迷惑をかけるつもりはなかった」と弁明するだけでした。
そして今、2026年の今また同じようなことが起きている。
公約が達成できなかった場合の責任の所在を聞かれて、「暗い話しないで」「意地悪やなぁ」と感情論でかわす。仮定の質問を「意地悪」と決めつけて拒否する姿勢は、3年前の「質問しないで」発言と本質的に何も変わっていません。
気に入らない質問が来たら、
- 相手を「意地悪」「イジワル」と悪者扱いする
- 論点をずらして情緒的に逃げる
- 最悪の場合「もう質問するな」とまで言い出す
これが、高市早苗という政治家のデフォルト設定なんじゃないでしょうか。
一国の総理(あるいは総理候補)が、国会でもメディアでも、国民の代表や報道陣に対してこんな態度を取るのは異常です。説明責任を果たすどころか、質問そのものを敵視しているようにしか見えません。
民主主義って、都合の悪い質問にも向き合って、論理的に答えることから始まるはずですよね。それができないなら、指導者としての資質を疑わざるを得ません。
高市さんが総理の座にいる(あるいは目指している)現状を、本当にこのままでいいんでしょうか?
私たちはもっと厳しい目で見ていくべきだと思います。

