船井電機の次はヤマト運輸がヤバいんじゃないかと話題になっている
日産を潰し、Amazonjapanの副社長を務めた鹿妻氏がヤマト運輸へ
そして始まった大量退職
2022年5月、アマゾンジャパンの元副社長がヤマト運輸に電撃入社した。現在、ヤマトでネットワーク・オペレーション構造改革に取り組むキーマンの1人、鹿妻明弘氏だ。鹿妻氏はアマゾン時代に自社物流網の整備に取り組み、業界ではよく知られた存在である。
入社後は「輸配送オペレーション統括」の専務執行役員として、現場の改革に取り組んできた。鹿妻氏が語るヤマトの喫緊の課題とは、そして改革はどこまで進んでいるのか。
どんどんサービスが悪化していき、以前から言われていた低収益業種どころじゃない状態へ….
3期連続の営業減益、そして3期連続の下方修正。今期こそは「4度目の正直」で営業増益へ反転できるのか――。
宅配便大手のヤマトホールディングス(HD)は5月8日、2024年3月期決算を発表した。
売上高に相当する営業収益は前期比2.3%減の1兆7586億円、本業の儲けとなる営業利益は同33.3%減の400億円と減収減益だった。当期純利益は土地売却益(122億円)が貢献し、同18%減の376億円となっている。
ヤマトはこれで3期連続の営業減益。業績予想を下方修正したのも3期連続だ。物流業界の物量が低迷する中、厳しい決算に沈んでいる。
もはや日本政府まで加担してヤマト潰しを断行しているとしか思えない事態に、政治とグローバリズムに対しての辟易しかない