米国雇用統計下振れで円高ドル安方向へ転換か?

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円高ドル安へ転換か?

深夜ですが、USDJPY(ドル円)に下落のサインが点灯しました。私見をまとめたので参考にして下さい。 まずは重要なファンダから整理しましょう。 ①米雇用統計(6月7日) 先行指数であるADP雇用統計は市場予想を大きく下回る結果でした。明日の雇用統計がドル売り材料になる可能性は高いです。(ADPの結果を裏切ることもあるので油断は禁物) ②米CPI・FOMC(6月12日) 今月はCPIとFOMCが同日。賑やかな1日になる予感がしますね。まずはCPIでディスインフレを確認できるか焦点です。そして、FOMCではISMの結果が上振れてサービスインフレがまだまだ強いことからハトスタンスは考えにくい。従って、ドル買い材料の可能性大です。 ③日銀会合(6月13日) 植田総裁、中村日銀審議委員のハト発言で一時円売り相場になりました。現在下げているのは日銀会合の政策修正懸念によるものです。個人的には政策修正はなし。日銀会合と植田総裁の発言を皮切りに円売り相場になると考えています。 次にテクニカル分析をしていきましょう。 週足チャート ドル円は週足のトレンドラインにサポートされています。歴史が繰り返すのであれば週足のトレンドラインをブレイクアウトした時が調整相場の入り口。明日の雇用統計次第ではブレイクアウトする可能性も。

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日足チャート フィボナッチ50%〜61.8%がレジスタンス(上値抵抗線)となり反発しています。日足20SMAも重なるエリアなので戻り売りを狙う材料が揃っています。

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4時間足チャート 戻り高値(156.39円)付近でダブルトップを形成しています。(下落を示唆するチャートパターン)ネックラインブレイクで下落に拍車がかかる見通し。

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15分足チャート トレンドラインをブレイクアウトしていることが分かります。(下落を示唆するチャートパターン)日足pivots付近で停滞していますが、ブレイクも時間の問題と考えています。

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総じて、現状のドル円は下落の材料が優位です。FOMCのドル高材料までは下目線、日銀会合で円売りに拍車がかかるという見通しです。 本日の米雇用統計が強い結果であれば米長期金利が上昇しドル高相場に逆戻り。なんてシナリオもあり得るので指標のチェックは忘れずに。 このポストが参考になった方はいいねをお願いします。

https://x.com/heibonsecond/status/1798774806378320357

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