インタビュー内容がやばい!!
現会長の原田派と池田派で対立激化か?
正面に鎮座する金色の仏壇。喪服姿の参列者たちが手を合わせ、一斉に「南無妙法蓮華経」を唱え始める。
2023年11月23日午後。約4000人を収容できる創価学会の施設「東京戸田記念講堂」で、池田大作名誉会長(享年95)の創価学会葬が営まれた。
唱題の後、池田家を代表して、長男の池田博正主任副会長(70)が御礼の言葉を述べる。全国約1000の創価学会施設を結んで中継された厳かな式典には、原田稔会長(82)や長谷川重夫理事長ら最高幹部、各部の代表が参列した。
しかし、そこに博正氏を除く最近親者の姿はなかった。大作氏の妻の香峯子氏(91)と三男で学校法人創価学園主事などを務める尊弘氏(65)だ。
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紆余曲折を経て築かれた財産は、相続税の申告期限となる2024年9月までに遺産分割が行なわれるはずだ。法定相続人は妻・香峯子(かねこ)氏(91)、長男で主任副会長の博正氏(70)、三男の尊弘(たかひろ)氏(65)、次男で故人の城久氏の2人の子(池田氏の孫)の計5人。香峯子氏は前掲の著書で3人の息子を「三巨頭」と喩えて紹介していた。
〈上の巨頭は、学者タイプで長老型の「おにいちゃん」でした。中の巨頭は学級第一の肥満型で、あだ名が相撲の「大鵬」、下の巨頭はすばしっこいんですけれど、ちょっと甘えん坊で、あだ名が「豆タンク」でした〉
味わい深い表現だが、池田氏の血を引く者たちをめぐっては遺産に加え、指導者の地位の継承という点でも注目が集まる。
カリスマ性は父親譲りとの呼び声が高かった次男・城久氏は1984年に夭折。三男・尊弘氏については池田氏の身辺のサポート役とみられてきた。残るは長男・博正氏で、岸田文雄・首相の弔問には原田稔会長とともに立ち会った。関係者の間では「学者肌でリーダーシップを発揮するタイプではない」と評される一方、「池田氏亡き後に空席となったSGI(創価学会インタナショナル)会長に就くのではないか」という観測が上がっている。
SGIは1975年、池田氏がグアムで設立した各国の学会組織の連合体で、現在、博正氏が副会長の職にある。国内では初代会長・牧口常三郎氏や2代会長・戸田城聖氏の歴史もあるが、海外は池田氏がゼロから開拓した。博正氏の「血筋」が持つ意味が、国内より重いという認識を複数の学会員が語った。
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