政府、与党が高騰するガソリン価格の抑制策に関し、9月から補助を拡充し、当面のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格を170円台に抑える案を検討していることが28日分かった。原油高や円安の影響でガソリン価格が過去最高値の185円10銭に迫る中、過度な高騰を抑えて家計の負担軽減につなげる狙いがある。
9月末に期限を迎える現行の補助制度を一部見直した上で、少なくとも年末まで延長する方針を既に固めている。制度の詳細を詰め、月内に対策をまとめる方針だ。
ガソリン補助金は石油元売り会社に支給し、卸価格の抑制を通じてガソリンスタンドでの小売価格に反映させる仕組み。補助拡充の財源には使い残した予算などを充てる方向で検討している。
https://www.sankei.com/article/20230828-HJ4G3L72XZLYREEFKSZ5A2VI4E/
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