2019参院選を巡る公職選挙法違反で逮捕された河井夫妻についてなぜ自民党が一億語千万もの巨額の選挙資金を送り込んだかについて色々な憶測が飛び交っています。そこには二階の影が…
公職選挙法違反により逮捕者も出した河井克行前法務相夫妻の県議買収事件
ついに強制捜査 河井克行前法相夫妻が大量の書類を捨てていた！ | 文春オンライン
2019年7月の第25回参議院議員通常選挙に妻の河井案里が立候補。案里と河井は、自民党から支給された多額の資金（のちに1億5千万円と判明[8]）を元手に、「選対本部長を置かず、候補者が有権者と直接結び付く『草の根』選挙」（河井の弁）戦を展開。案里は5期現職の溝手顕正を追い落とし、初出馬初当選を果たした[9]。
同年9月11日、第4次安倍第2次改造内閣で法務大臣として初入閣。
同年10月31日、参院選の案里の選挙運動に関して、選挙スタッフに法定の上限額を超える報酬を渡していたとされる公職選挙法違反疑惑を「週刊文春」で報じられたことを受け、安倍晋三首相に法務大臣の辞表を提出し、受理された（後任は森雅子）[10]。11月27日、神戸学院大学の上脇博之教授ら11人は公選法違反の罪で河井夫妻らに対する告発状を広島地検に提出した[11]。
出典 河井克行 – Wikipedia
事件発覚後、河井と妻は公の場からそろって姿を消し、第200回国会（2019年12月9日まで）および各委員会を欠席し続けた[12]。
2020年1月15日、広島地検は河井夫妻の事務所を家宅捜索した[13]。河井夫妻は同日深夜に記者団の取材に応じた[14]。いずれも謝罪したが、議員辞職、離党については否定した[14]。同年1月23日、前年7月の参院選の公示前、河井と妻の案里がそれぞれ支部長を務める自民党支部に対し、自民党本部から計1億5千万円の入金があったことが明らかとなった。落選した溝手顕正が支部長の「自民党広島県参議院選挙区第二支部」に対しては、党本部からの入金は1500万円にとどまり、10倍の開きがあった。党本部が案里陣営に肩入れした実態が浮き彫りになった[8]。
出典 河井克行 – Wikipedia
同年3月3日、広島地検は河井の政策担当秘書、案里の公設秘書、陣営幹部の3人を公職選挙法違反（買収）の疑いで逮捕した[15]。24日、夫妻の秘書2人を同法違反の罪で起訴した[16]。案里の公設秘書は河井の選挙への関与について「あらゆる場面で指示をして仕切っていた」と供述した[17]。
出典 河井克行 – Wikipedia
同年3月29日、河井が広島市議会議員に現金数十万円が入った封筒を手渡していたことが明らかとなった（時期は2019年5～6月頃）[18]。
3月31日、河井が三原市長の天満祥典と大竹市長の入山欣郎にも現金が入った封筒を配り歩いていたことが発覚した[19][20]。
4月1日、安芸太田町長の小坂眞治が河井から現金20万円入りの封筒を受け取ったと取材に証言した[21]。
4月3日、元廿日市市長の眞野勝弘が市長在任中に現金を受け取った可能性があるとして広島地検から任意聴取を受けていたことが明らかとなった。眞野は携帯電話などを押収された[22]。4月7日、小坂は町議会の議長宛てに辞職願を提出し、受理された[23]。
4月9日、広島地検は檜山俊宏県議と渡辺典子県議の事務所や自宅を公職選挙法違反の疑いで家宅捜索した[24]。4月14日、参院選前に案里の後援会幹部に電話作戦を依頼し、10万円入りの封筒を手渡していたことが明らかとなった[25]。
出典 河井克行 – Wikipedia
4月23日、広島地検は元広島市議会議長の平野博昭と息子を任意聴取し、家宅捜索した[26]。4月24日、廿日市市議会の元議長の市議に「案里をよろしくお願いします」と伝えた後、現金20万円を渡していたことが明らかとなった[27]。4月28日、広島地検は広島県議3人の議員控室を家宅捜索した[28]。
出典 河井克行 – Wikipedia
河井克行氏の素行の悪さは昔から有名だった
出典 www.aflo.com
1963年、広島県に生まれ、慶応大学卒業後、松下政経塾に入塾（6期生）。広島県議1期を経て96年に衆院初当選。外務委員長や首相補佐官などを経験後、この9月に法相として初入閣を果たした7回生だ。
「河井氏は菅義偉官房長官とは当選同期で、以前から一緒に勉強会を開くなど“菅側近”として知られています。今度の内閣改造では小泉進次郎環境相、菅原一秀前経産相とともに“菅派3大臣”の一人と言われていた。しかしながら河井氏は以前からパワハラ、セクハラが有名で、いつ醜聞が出てもおかしくないと心配されてきた」（政治部記者）
出典 河井案里秘書逮捕 捜査の端緒となった文春スクープを全文公開！ ウグイス嬢、公設秘書は直撃に何を語ったのか (文春オンライン) – LINE NEWS
「週刊文春」も3年前に、〈河井克行 安倍首相補佐官の暴力とパワハラ〉（16年3月10日号）という記事を掲載。運転中に蹴られ全治14日間の怪我を負った元秘書の証言や、「県議にならないか」と誘われ、膝を撫で回された女性記者のセクハラ被害を報じた。
出典 河井案里秘書逮捕 捜査の端緒となった文春スクープを全文公開！ ウグイス嬢、公設秘書は直撃に何を語ったのか (文春オンライン) – LINE NEWS
「官僚へのパワハラも有名でした。首相補佐官時代には『アンタ、俺がいったい誰だか分かってんのか！』などと役人を怒鳴り散らす声が度々響いていた。ただ、菅官房長官からパワハラをきつく注意されたそうで、今のところ法務省からはそういう被害は聞こえてきません。でも先日も、番記者との懇談会で男性記者が隣に座ると、『こういう時は横に女性が座るんだよ。空気読めよ』と。時代錯誤なセクハラ発言に一同ドン引きでした」（別の政治部記者）
出典 河井克行 – Wikipedia
事務所はブラック職場だという声も聞こえてくる。事務所関係者が明かす。
「秘書の採用時にはきちんと労働条件通知書を交わしています。週休2日で、残業代は月60時間以内なら25％割増、それを超えたら50％割増などと細かな条件も書かれている。しかし実態は、秘書は休日も働きづめで代休さえとれないし、残業代は一切払われていない。というのも、出勤簿など勤務時間を管理するシステムもなく、そもそも払おうという意思もないのです。秘書と代議士はLINEでやり取りするのですが、深夜や早朝も御構い無しで、返事をするまで何度も指示が送られてくる。『バカ』『アホ』と罵られるのは日常茶飯事です」
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他にも法相らしからぬ言動が多々あるという。その一つが「スピード違反」だ。県警関係者が嘆く。
「河井大臣は、毎週地元に帰ってくるんですが、とにかく日程がタイト過ぎる。事務所に日程には余裕を持ってほしいと言っても、なかなか改善しない。この前など、空港から地元に向かう高速で、140キロ以上出していた。SPも同乗するのに堂々とスピード違反をされるので、本当にいい加減にしてほしい」
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強引に決まった同選挙区での二人の候補者擁立
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河井案里氏の選挙は、全国的にも注目を集めていた。
「改選議席数2の広島選挙区では従前、国家公安委員長なども務めた重鎮の溝手顕正氏と野党候補の2人が当選する無風区と思われていた。だが、党本部が3月に“2人当選を目指す”と河井案里氏の擁立を強引に決定。広島では1998年の参院選で、2議席独占を目指して2人擁立、やはり1議席しかとれなかったため、以後、候補を一人に絞ってきました。つまり実態は官邸の溝手イジメなんです。
出典 河井案里秘書逮捕 捜査の端緒となった文春スクープを全文公開！ ウグイス嬢、公設秘書は直撃に何を語ったのか (文春オンライン) – LINE NEWS
。溝手氏は、07年の参院選で安倍晋三首相が民主党に惨敗した際『首相本人の責任』と批判し、その後も『過去の人』と発言するなど、安倍首相にとっては“仇敵”。そこで、安倍首相や菅官房長官に気に入られ、当時、党総裁外交特別補佐も任されていた克行氏の妻に白羽の矢が立ったわけです。首相の地元・山口から秘書が代わる代わる選対に入っていましたし、菅氏や二階俊博幹事長ら大物も何度も応援に入りました。案里氏は単なる新顔ではなく、官邸の重点候補だったのです」（地元県議）
出典 河井克行 – Wikipedia
もう一人の候補者の溝手議員とは？
溝手 顕正（みぞて けんせい、1942年9月13日 – ）は、日本の実業家、政治家。自由民主党所属の元参議院議員（5期）。
国家公安委員会委員長（第75代）、内閣府特命担当大臣（防災）、自由民主党参議院議員会長（第28代）、自由民主党参議院幹事長、参議院予算委員長・議院運営委員長・国家基本政策委員長・総務委員長・懲罰委員長・政府開発援助等に関する特別委員長、自由民主党広島県支部連合会会長[1]などを歴任した。
出典 溝手顕正 – Wikipedia
安倍総理とは犬猿の仲？
出典 www.aflo.com
2006年9月、第1次安倍内閣で国家公安委員会委員長、内閣府特命担当大臣（防災）に任命され、副大臣や大臣政務官を経ずに初入閣した。しかし、在任中は数回にわたる失言や大臣規範違反が発覚。2007年7月の第21回参議院議員通常選挙では、広島県選挙区から自民党公認で出馬し、4選。選挙戦中に発生した新潟県中越沖地震に際しては、広島県での選挙運動を中止し、政府調査団長に就任して被災地を視察に訪れた。選挙後に発足した第1次安倍改造内閣では再任されなかった。
出典 溝手顕正 – Wikipedia
第1次安倍内閣で閣僚を務めていたが、2012年2月25日の読売テレビの番組で、早期の話し合い解散を主張した安倍晋三元首相[18] について、「もう過去の人だ。主導権を取ろうと発言したのだろうが、執行部の中にそういう話はない」と述べ、不快感を示した[19]。
一億五千万もの大金を選挙資金として拠出した裏には二階幹事長の暗躍が？
出典 www.aflo.com
コロナ禍に検察庁法改正案など、大揺れに揺れた通常国会は6月17日が会期末となる。そのまま閉会となるなら、その後に、河井克行元法相と妻・案里参院議員の公選法違反容疑での立件はあるにせよ、政局の焦点は秋の内閣改造・党幹部人事に移る。その中で一番のポイントは、幹事長人事。二階俊博幹事長（81）が交代して岸田文雄政調会長（62）が後を襲うのか、安倍晋三首相の後継含みだけに、すでに注目され始めている。
出典 「二階」続投で角栄超えか「岸田」奪取か、政局の焦点は「自民党」幹事長人事（デイリー新潮） – Yahoo!ニュース
「二階さんがこのまま幹事長を務め続ければ、今年の8月で就任してすでに丸4年になります。これまで最長だった田中角栄を超えることになりますし、そもそも1期1年という通常の任期を考えれば、相当長い。この間、選挙で負けていないので責任者としての任務は果たしているし、派閥の人数は増えていて影響力も大きくなっているし、選挙となればいろんな派閥の候補の選挙区にも入っていくし、その手練に追いつける者は正直いないですね。あと、自民党の幹事長はカネの面で相当オイシイんです」
出典 「二階」続投で角栄超えか「岸田」奪取か、政局の焦点は「自民党」幹事長人事（デイリー新潮） – Yahoo!ニュース
例えば、直近の解散総選挙があった2017年分の自民党本部の収支報告書をめくってみると、選挙が近づくにつれ、連日のように千万単位の「政策活動費」が自民党から二階幹事長あてに支払われているのがわかる。自民党が2017年の1年の間に二階幹事長に支払った総額は13億8290万円にのぼる。党内で2番目に多い吉田博美・参院幹事長ですら約1億円だから、二階氏の突出ぶりは推して知るべしだろう。政策活動費とは何なのか？
出典 「二階」続投で角栄超えか「岸田」奪取か、政局の焦点は「自民党」幹事長人事（デイリー新潮） – Yahoo!ニュース
「政策活動費は、政党が政治資金から支出する“組織活動費”のひとつです。組織活動費は、県連が主催するセミナーに講師を招く際の“旅費交通費”などにあてられます。ただ、政策活動費として議員個人に支出された場合、その後の使い道を公開する義務がありません。官房機密費になぞらえて“党の機密費”と呼ばれる所以です。目下、このカネを差配しているのが二階幹事長なのです。二階さんが、党内のみならず細野豪志氏など野党からも自派閥に引き込むことができるのは、そういったカネの力もあってのことなんです」
出典 「二階」続投で角栄超えか「岸田」奪取か、政局の焦点は「自民党」幹事長人事（デイリー新潮） – Yahoo!ニュース
一部は二階幹事長の懐へ？
もし二階幹事長に渡っていたとしたら失脚も…岸田幹事長の誕生か…
その一方で、
「安倍首相は、首相からの禅譲を狙っている岸田さんを幹事長にしたいと考えています。それは今に始まったことではなく、もう1年半前からの“プロジェクト”になっている。ただ、その最大の障壁は言うまでもなく二階さんです。安倍さんから何となく幹事長職の交代を“お願い”されそうになると、その独特の嗅覚で上手に立ち回るわけです」
出典 「二階」続投で角栄超えか「岸田」奪取か、政局の焦点は「自民党」幹事長人事（デイリー新潮） – Yahoo!ニュース
意外と河井前法務相が立件されると困るのは野党の方かも…
さて国会閉会後に何が出てくるのでしょう？たのしみですね
