[ワシントン 4日 ロイター] – 米下院で議長の選出が難航している。多数派を奪還した共和党のマッカーシー院内総務は4日も党内の保守強硬派の反対で過半数を得られなかった。マッカーシー氏が議長に就任できない場合の有力候補は以下の通り。
◎スティーブ・スカリス下院議員
下院共和党ナンバー2のスカリス氏は穏健派の支持を取り付けるとともに、保守強硬派にもアピールできる可能性がある。ただ、党の穏健派からは、マッカーシー氏を選ばずに同氏とイデオロギー的に近い人物を指名するのは意味がないとの意見も出ている。
一方、スカリス氏はマッカーシー氏への支持を表明し、同氏に票を投じている。
◎ジム・ジョーダン下院議員
オハイオ州選出議員で、下院の保守強硬派の議員連盟「フリーダム・コーカス」を率いる。議長選ではマッカーシー氏に票を投じているが、3日の投票では造反した議員20人全員がジョーダン氏に投票した。
◎バイロン・ドナルズ下院議員
新議会で2期目となるドナルズ氏は、その極右的な見解が保守強硬派に好感されている。3日の3回目の投票で造反組に加わり、マッカーシー氏ではなくジョーダン氏に票を投じた。4日には3回議長に指名され、3回とも造反議員20人の票を全て獲得した。
◎フレッド・アプトン元下院議員
1986年に初当選した共和党の長老で2022年の中間選挙で議会再選を目指さなかった。21年にトランプ前大統領の弾劾決議に賛成した穏健派として、民主党から支持を得る可能性がある。同氏は3日、立候補に前向きな姿勢を米紙に示した。議長は通常、多数派の党の議員が務めるが、外部からの選出も可能。
◎ジャスティン・アマッシュ元下院議員
フリーダム・コーカスの共同創設者であると同時に、共和党内でトランプ氏の弾劾を最初に訴えた議員となった。20年に離党して小政党リバタリアン党に入り、同年の再選を目指さなかった。4日に議会で議長候補に名乗りを上げた。
◎民主党のハキーム・ジェフリーズ院内総務
ジェフリーズ氏は11月に下院民主党の全会一致で院内総務に選出され、議長選では6回の投票全てで計212票の民主党票を獲得。しかし、共和党員がジェフリーズ氏の議長就任を支持する可能性は極めて低い。
https://jp.reuters.com/article/usa-congress-speaker-names-idJPKBN2TK01A
共和党の反トランプ派が造反組になっているご様子ですね
共和党も色んな考え方の人や色々な袖の下…otto
しかし民主党しぶといな。早く潰れてくれないかなw
相変わらず悪の巣窟みたいなとこですねw