地球温暖化研究の世界的権威Philip Jones教授(イギリスのEast Anglia大学・気象研究所(CRU)所長)の千通を越すe-mailや研究データ・プログラムが外部に漏れ、世界中のメディアに取り上げられています。 大問題に発展したのは、このリークされた情報が発端となって地球温暖化を巡る世界規模の不正が発覚したため。
https://www.chem-station.com/blog/2009/12/climategate.html
その内容を要約するとこんな感じになるらしい
・CRUが行った世界各地の気温観測の結果を多数の科学者で不正操作し、温暖化を演出した。
https://www.chem-station.com/blog/2009/12/climategate.html
・40人以上の著名な科学者で学会誌の査読班を作り、主要ジャーナルを乗っ取り、温暖化を否定する論文を却下していた。
・イギリス気象庁やBBCを味方に付け、国連IPCCすらコントロールしていた。
ジョーンズは1998年から2004年までは Jean Palutikof と共同で気候研究ユニット(以下 CRU)の長にあり、2004年以降は単独で同職を務めていた[7]。何者かによって盗み出された電子メールを公開されるという CRU メール流出事件の発生を受け、2009年11月でこの職掌から離れている[8]。庶民院の科学技術委員会の調査チームは、ジョーンズに釈明を求める必要のある問題はないと結論し、旧職に復すべきとした[9]。2010年7月、CRU の長として新設された研究監督 (Director of Research) として CRU に復帰した。これは、ミューア・ラッセルによる追加調査においてジョーンズの「科学者としての正直さと正確さ」について過失がないことが認められる一方で、CRU の科学者が情報公開法の「開示精神」を欠くことが指摘されたことを受けてのものである。大学当局は、この人事は懲戒的なものではなく、ジョーンズが研究に専念できるようにするとともに「管理者としての責任を減免するため」であるとしている[10]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フィル・ジョーンズ_(気候学者)