そもそも今回のウクライナ戦争の発端となったプーチン大統領のこの主張
ロシアがウクライナへの侵攻を開始した2月24日に先立ち、プーチン大統領は、軍事作戦にはウクライナを「非ナチ化」する目的があると世界に向けて発信した。ウクライナを率いるゼレンスキー大統領は、自身も親族がホロコーストで犠牲になったユダヤ系であり、親欧米派で民主的に選出された政権を担っている。
プーチン大統領はロシアによるウクライナ侵攻を正当化するためのカギになる要素として、ホロコーストや第二次世界大戦、ナチズムを利用してきた。歴史学者はこれを、ロシアの指導者が目的を果たすために偽装したデマであり、人々を欺くための策略であると指摘する。
イスラエルはホロコーストでナチスに殺害された600万人のユダヤ人に心から追悼の意を表しているものの、ロシア政府との安全保障関係を重んじ、慎重な態度を示している。
https://newsphere.jp/world-report/20220303-1/
日本への侵略も視野に入れている可能性が高く北海道は元々ロシアだったとか中国みたいなこと言っているので、日本人としてはプーチン大統領の主張は全て間違っていると言いたいのですが、ウクライナ侵攻には一部主張が正しいと思えるような話がちらほらあります。
特にナチス系武装集団アゾフ連隊とゼレンスキー大統領がナチス信奉者という情報
アゾフ連隊とは?
アゾフ連隊(ウクライナ語: Полк Азов)は、ウクライナ内務省管轄の準軍事組織である国家親衛隊に所属する部隊である[1]。もとはアゾフ大隊であったが、後に連隊に昇格した。2014年5月の創設当初は義勇兵部隊であったものの、ドンバス危機以降の11月からは、国家警備隊として機能するようになった[2]。義勇兵は黒い制服を着用することがあり、それ故「メン・イン・ブラック」(ロシア連邦側の武装集団「リトル・グリーンメン」に対抗したもの)という異名を持つ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アゾフ大隊
ウクライナ東部のハルキウでサッカークラブFCメタリスト・ハルキウのウルトラス組織として創設され、黒海北部にある内海のアゾフ海に近いドネツク州マリウポリに本部を置く。 日本の公安調査庁はアゾフ大隊を極右過激主義組織としている[3]。 連隊のメンバーは東ウクライナのロシア語を喋る者達によって構成され[4]、また、ドネツクやルガンスクの反ロシア主義者からも人員を集めている[5]。ただし、現在はキエフなど西ウクライナの住民も紛争の激化から多く参加している。初期司令官は右派団体「社会民族会議」および「ウクライナの愛国者」を率いていたアンドリー・ビレツキーで[6]、いくつかの活動を経て2014年9月にはマリウポリでの戦闘[7]に参加した。
装備の多くはウクライナ政府軍と同じであり、その大部分はAK-74であるが、中にはIMI タボールやウクライナの国内軍需産業であるRPC Fort社製の銃器、豊和M1500といった西側諸国の武器も見られる。また、FASTヘルメットやイギリスやドイツの軍服が使用される場合もある。
アゾフ大隊は、国境を越えた右翼過激派のネットワークの重要な拠点であるとされ、世界中の同志を訓練し、交流するために外国人戦闘員の募集と誘致を行なっており、2019年のクライストチャーチモスク銃乱射事件の実行犯との関連が指摘されている[8]。2019年10月、アメリカの民主党の下院議員は、アゾフ大隊と他の2つの極右組織を米国国務省によって国外テロ組織として認定することを要求した。[9] [10] [11]。
また、キエフで募金活動を行うなど、ウクライナ国内で社会的福祉事業にも従事している[12]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アゾフ大隊
エンブレムがナチスを模したもので物議を醸す
米通信社ブルームバーグやロシアのロシア・トゥデイによると、アゾフ連隊はナチス・ドイツの象徴であるハーケンクロイツの旗を掲げ、部隊章にはナチス親衛隊が用いた紋様「ヴォルフスアンゲル」を用いているという[13]。また、これらの理由から、米議会はアゾフ連隊に対して訓練および対空ミサイルを供与する計画を取りやめた[13][14][15]。
しかし、アゾフ連隊は公に外国人排斥を主張しているわけではなく、「自分達はネオナチではない」と主張している[13]。また、アゾフ連隊の支援者である、ウクライナ最大の産業・金融グループPrivat Group創設者イーホル・コロモイスキー[16]は、ウクライナ在住ながらイスラエル国籍を持つユダヤ人で、ウクライナ統一ユダヤ人共同体会長である。
2015年6月、カナダ国防大臣は、カナダ軍がアゾフ大隊に訓練や支援を提供しないことを宣言した[17]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アゾフ大隊
一応ナチスの旗を模しているのには理由がある
ウクライナはもともと、中世時代にはキエフ大公国(ルーシ)として欧州最大の国家だった。いわゆるモンゴル来襲によって滅び、その後、14世紀以降は他国の支配下に入った。
1917年のロシア革命に伴い、ロシア帝国からの独立を宣言したが、第一次大戦後には赤軍と白軍(帝政ロシア派)、無政府主義者らによる内戦の結果、ポーランドとソビエト連邦の支配下に置かれた。
22年にはスターリンのソ連に一共和国として組み込まれ、第二次大戦前には農民が飢餓状態になっても穀物を輸出にまわすというスターリンの政策によって大飢饉(ききん)が発生、数百万人が餓死した。
これも、土地の国有化など共産主義に反対する農民の数を調整するための「人工的な大飢饉」だったとして、米国などは虐殺だとしている。
こうした状況下で第二次大戦が勃発。ソ連軍を電撃作戦で蹴散らし侵攻してきたナチス・ドイツの部隊は、ウクライナの少なくない人々に「ソ連を駆逐した解放者」として迎えられることになったとされる。
https://www.sankei.com/article/20150622-2IZORJLB4BJYFKMSIHNWRTSXC4/3/
つまりあの時代ナチスドイツよりやばい国だったのがソ連だったのですね。
そういえばドイツでジェノサイドにあったユダヤ人ですが、それでもソ連に行かなかったのは、ドイツ以上に悲惨な目に遭うのがわかっていたからという話もありますね。
西尾幹二先生が朝生で熱く語っておられるので見ていただけるとわかると思います。
上記の理由があってウクライナにはナチスを信奉する理由があったということですね。
だからと言ってアゾフ連隊が許されないことをしていたということも事実
確かにプーチン大統領が非難される理由もわかりますが、ウクライナ側にも戦争を引き起こした原因があります。
つまり両方が憎悪を募らせていった過程がある。
そして戦争の原因を作り出してきたのがアメリカ民主党