もはや反EV:反中国連合ですね。
トヨタにとっては致命傷とも言える急激なEV化を防ぐために自民と組むのはとてもいいですね。
石炭で電力を作りそれを複数のセクションを経てやっと充電する熱効率の悪すぎるEVより、自分で燃焼機関を持ち、走行する際に出る動力を使って電気を作りそれをまた動力として使うハイブリットの方が熱効率が良くCO2削減の貢献度が高いことは小学生レベルの知識でわかることなのですが、私も最近までメディアの刷り込みによってEVがまるで環境にいい技術なんだと思ってました。
それはEUでも同じでハイブリット×水素型社会への転換を図る日本に対して逆行するように、世界はEVにシフトし始めました。だからEUはいつも失敗…いやいつものことなのでやめましょう。
EVは時代遅れ
普通に考えてEUの脱炭素計画は頓挫するでしょう。だって全てのエネルギーを電気で賄うということは発電所の増加を意味します。仮に全ての火力発電所を原発に変えたとしても核物質自体が100年持ちません。太陽光とかパネルの寿命が短い上に発電する電力よりパネルの生産の方がエネルギーを使ってしまうような中国のパネルでは論外です。
ですが水素型社会とハイブリット、水素自動車であれば持続可能な社会を形成できます。石油はバイオエタノールで代替可能。熱効率もいい。水素も安定供給に向けて研究が進んでいます。
EVはもう時代遅れなのです。
三井住友FGの見方だと
トヨタ自動車では、一足早い2014年度中に700万円程度でFCVの販売を開始すると発表。ホンダも、岩谷産業やさいたま市と共同で、ごみ焼却時の余熱を使った廃棄物発電の電力で水から水素を製造・供給する水素ステーションを開発、設置した。主要構成部位を1つにまとめた世界でも初めてのパッケージ型水素ステーションで、設置工事期間と設備面積を大幅に削減できると各方面から注目を集めている。
こうした動きを直接的、間接的に支えてきたのが、2004年に始まった「福岡水素エネルギー戦略会議(Hy-Lifeプロジェクト)」だ。福岡県や九州大学を中心に720を超える企業、大学、支援機関が集い、3つの社会実証を中心に数々のプロジェクトを進めてきた。
最初の社会実証となったのは、1キロワット級の家庭用燃料電池150台を新興住宅地の戸建て住宅に設置する、世界最大の水素利用都市「福岡水素タウン」だ。家庭用燃料電池は、都市ガスやプロパンガスから水素を取り出し、その際に発生する電気と熱を利用して発電や給湯に利用するもので、「エネファーム」の名称で知られている。「福岡水素タウン」で採用した「エネファーム」は、プロパンガスから水素を取り出すタイプだ。
地域内には、連日多くの見学者が訪れるモデルハウス「スマートハウスin福岡水素タウン」もある。このモデルハウスでは、家庭用燃料電池で採用されている「PEFC(固体高分子形燃料電池)」の次のステップとして注目される、発電効率が非常に高い「SOFC(個体酸化物形燃料電池)」を国内で初めて導入。データを集めている。
2つ目の社会実証は、FCVに水素を供給するステーションの整備・運営だ。北九州市と福岡市の2カ所にステーションを設置し、両者間に「水素ハイウェイ」を構築する。それぞれのステーションでは、利用する水素の取得方法が異なる。「北九州水素ステーション」は、市内製鉄所で発生する年間5億m3の副生水素の一部を利用するオフサイト型のステーションである。一方、福岡市の「九州大学水素ステーション」は、水を電気分解して得られる水素を利用。CO2がまったく発生しない次世代型ステーションの確立を目指す。同実証では、ステーションの整備・運用に関わる知見の収集に努めるほか、自由に実験走行できる環境を提供するなどしてFCV普及の一翼を担う。
水素供給の拠点となるステーションの設立は、水素エネルギーを利用する新たなモデルタウンの整備にもつながった。これが3つ目の社会実証となる「北九州水素タウン」だ。「北九州水素ステーション」から約1.2キロメートルの水素パイプラインを敷設し、集合住宅や博物館、ホームセンターなどに設置した14台の定置型燃料電池に副生水素を供給。効率的な水素供給やパイプラインの耐久性などに関するデータを収集し、技術・運用面での課題の洗い出しを行っている。
福岡水素エネルギー戦略会議の事務局を担う、福岡県商工部新産業振興課水素班の黒水拓也氏は、3つの社会実証を次のように説明する。
「社会実証の結果は、関わっている企業にそれぞれフィードバックされ、水素関連製品の研究開発に活かされています。たとえば、FCVに先んじて商業販売されたエネファームは、Hy-Lifeプロジェクトが始まった当初はまだ製品化にはほど遠い状態でした。2009年の発売時には300万円近くしていましたが、最近は性能が向上し、価格も半額程度にまで下がっています。これは、各企業の開発努力はもちろんのこと、社会実証のフィードバックや、同時に行ってきた水素関連の人材育成、新産業育成支援、研究開発、世界最先端の水素情報拠点の構築など、Hy-Lifeプロジェクトとして10年間包括的に支援し続けてきた成果でもあると自負しています。これまでの結果を踏まえ、水素社会実現に向けて今後も引き続きサポートしていくつもりです」。
https://www.smfg.co.jp/sustainability/report/topics/detail108.html
水素の安定的な供給も可能
水素は、宇宙に存在する元素の約70%を占めるほど豊富にある物質だが、単体では自然界にほとんど存在せず、地球上では水や化石燃料、有機化合物などの形で存在する。そこから取り出す方法には、水の電気分解から水素をつくり出す電解法のほか、天然ガスやメタノール、ナフサなどからつくる水蒸気改質法、微生物による有機物の分解を活用したバイオマス転換法など多くの手法があり、地域の資源や特性に合わせた水素の製造が可能だ。
CO2の排出を考慮すると、水素の製造方法として理想的なのは国内で生まれた再生可能エネルギー由来の電気を使った電解法だが、現段階では、低コストで大量に確保できる天然ガスや石炭からの製造が現実的と見られている。各社がしのぎを削り始めているが、このうち、石炭の中でも低品質で使い道のなかった「褐炭」に着目し、ビジネスモデル構築を急ぐのが川崎重工だ。
「褐炭は、石炭と同程度の埋蔵量があるとされ世界に広く分布していますが、水分量が50~60%と多いうえ、乾燥すると自然発火するという少々扱いづらい資源です。輸送が難しく、採掘地付近で発電に使う程度しか用途がありません。ただ、非常に安価に入手できるため、もっとも経済的な水素製造方法の1つといえます。
我々は、褐炭の埋蔵量が380億トンと非常に多い豪州、中でも日本の総発電量の240年分の褐炭が眠るとされるビクトリア州で、水素の採掘から製造、液化、輸送、そして、国がロードマップのフェーズ3で掲げるCCS(CO2の回収・貯留)までをトータルで行う『CO2フリー水素チェーン』を、現地政府と一緒に推進しているところです」(川崎重工技術開発本部水素プロジェクト部長 西村元彦氏)。
https://www.smfg.co.jp/sustainability/report/topics/detail108.html
経産省もやる気に満ちているので、与党が自民であるかぎりトヨタの一人勝ち路線は揺るがないでしょうね。長期投資で今から買っとくのはありだと思います。
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